What I Think

主に農地生態学関連の話題や日常の出来事を綴るブログです。不定期更新。

死にかけております

Tomです。

ただいま絶賛死にかけております。

 

2、3時間睡眠を約1ヶ月続けていて、1日の食事も多くて2回、基本1回(晩飯)のみ。お金もないので、もやし(39円/袋)炒めて食べたり、レトルトカレーの差し入れがあればそれを食べたり。

栄養偏る、ってか栄養ないし!(笑)

 

問題なのは、そんだけやってもようやく完成の目処が立つか立たないか、というところ。Tomは人一倍要領が悪いので、ある意味自然な流れかもしれませんが。

 

そんな中、もちろんゼミ発表もあるわけで。まあ論文紹介なのでそんな重くありませんが。うーん、それに使う時間があったら解析したいけど。。。。という愚痴は置いておいて、気分転換と思って、以下の論文をただいま読んでおります。

The matrix alters the role of path redundancy on patch colonization rates
(生物の定着率にパスの冗長性が及ぼす効果は、マトリクスに影響される)
http://www.esajournals.org/doi/abs/10.1890/13-1815.1
※冗長性:生息地間の移動経路の数
マトリクス
≒生息地以外の環境の状態

だいぶ専門的な内容ですが、要するに「(ある生息地から別の生息地への)生物の移動率を考える上で、移動中の環境の"通りやすさ"を考慮することは重要だよ!!」という主張の話です。

通りやすさとは、
①生物の移動にとっての障害がある空間にどれだけ存在するか
②生物の生息地がある空間内にどれだけの数あるか
③生物の生息地がある空間内のどう配置されているか

とか、いろんな指標で評価されます。上の論文の例で言えば、サボテンヘリカメムシっていう、サボテンに住んでる虫を対象にしているんですけど、そいつの任意のサボテン株間の移動し易さが、「周辺の植生の高さ」や「サボテン株間距離」、「サボテン密度」なんかによって変化するという想定をして、実際にどうなのか調べています。

まだ要旨とintroductionしか読んでいませんが、何となく楽しそうな予感がしています。楽しみです。

 

と、現実逃避なTomでしたw